私と志と思と死





 声「ふーん、」




 声「其れで、あの反応ね。」



 声「いっやー、実際驚いたぜ、
    朝飯だってのにいつまでたっても起きて来ねーから、
    わざわざ起こしに行ってやったら、」



 声「うるせえ。」



 声「人の顔見るなり腕掴んでくるんだもんなあ。」



 笑い声



 声「黙って食え。」



 声「けど、意外だったな、」



 声「あ、」



 声「お前が、そんな夢見んのが。」



 声「何か、俺までコミで野望の為ならいつ死んでも―――とか
    勝手に思ってそうで。」



 声「……」



 声「其れがあ―――んな必死な顔してんだもんなあ、」



 声「…………」



 声「大剣豪にも可愛い所があったんだなー、」



 笑い声



 声「…………………ッ……」



 声「おい手前いい加減にッ……」



 衝撃音



 声「……」



 沈黙



 声「……」



 声「ほらよ、」



 物音



 声「……」



 声「ん、お前も飲むだろ、水。」



 声「……ああ、悪い。」



 声「 」



 声「……」



 声「……」






 嗚呼、たとい此の現実が嘘であったとしても、どうか。



実は此の話、私が実際に見た夢が元になっています。
夢の中で、大事な人が死んで、其れなのに、其の人が普通に現れたんです。
「否定しなきゃいけない、」と思いながら、出来ない自分がいました。
印象深い夢です。
心理学では、人が死ぬ夢は其の人に対するイメージの変化が有るそうです。
後で知ったんですが、其れをふまえて読むと又面白いかも知れません。
オフで出したときは、一ページ目と三ページ目は漫画でした。